21日は西日本から東日本の広い範囲で季節外れの「真夏日」となりました。となると、気になるのが「紫外線」。なかでも目から入る「紫外線」に注意が必要だということです。

■宮古島で“観測史上最大”猛烈な雨

 21日、梅雨入りが発表された沖縄県。現地では朝から対応に追われていました。

レッカー対応する人
「きょう(午前)3時からこれで7件目です。あっちで6台くらい止まって、ここまで(水が)来てたんです」

 沖縄県の宮古島では、昨晩から観測史上1位となる猛烈な雨が降り、各地で冠水に見舞われました。

いらぶ大橋 海の駅のスタッフ
「すごい豪雨でしたね。太鼓をたたいているようにうるさいです。早朝7時くらいから、あちこち畑の中とか。私も伊良部大橋のたもとの仕事場なので、そこに行くまでの間の道が冠水していました」

 池のようになってしまった生活道路。一夜で水につかってしまったのです。

 動けなくなる車も続出しました。

いらぶ大橋 海の駅のスタッフ
「橋の上からも市内から向かう車もそこからずっと動けない状態。私が(冠水した場所に)来たのが午前7時15分くらいで、動き出したのが午前8時50分なので1時間以上、動けなかった」

■つるっと「おざら」夏限定グルメ

 一方、夏の気配を感じさせる暑さとなった本州。夏日となった甲府市。ランチタイムに注文が続出したメニューありました。

 夏日となった甲府市の昼時、こぞって食べられていた「おざら」。

甲州ほうとう小作 甲府北口駅前店 シェフ
「温かいつゆで冷たい麺を食べる。それがおざら」

 氷でしめた、ツルツルの麺を鶏肉や野菜が入ったしょうゆベースのつけ汁で。実はここ、平打ち麺と具材を味噌仕立ての汁で煮込んだ郷土料理「ほうとう」のお店。「ほうとう」を冷たく、夏仕様で味わえるのが「おざら」です。

「おざら」を注文した人
「暑かったのと、おざらは食べたことなかったので頼んでみました。おいしいです。つゆは温かいので麺は冷たくてコシがあって、おなかは冷えなくておいしいです」
「要するにほうとうの冷やし麺」
「冷やしのことを方言で『おざら』だとさっき聞きました。夏にはいいんじゃないですか、こっちの方が。ほうとうは鉄鍋でグツグツ煮たやつ」

■期間限定“マンゴーパフェ”も人気

 東京でも21日の気温は今年最高の28.9℃に。7月並みの暑さです。この暑さで人々を引き寄せるものがありました。

 東京・目黒のフルーツパーラー。客の目当ては果物たっぷりのパフェです。

 女性が味わっているのは期間限定の「宮崎マンゴーパフェ」。

 聞こえてくる夏の足音。