天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが春の園遊会に初めて出席されました。招待客と、どんな話をされたのでしょうか。
■愛子さま“園遊会デビュー” 就職先でのご様子の話も
赤坂御苑に延々と続く列。
23日、赤坂御苑で開かれた春の園遊会には、主催した天皇皇后両陛下のほか、皇族方10人が出席されました。
初めての出席となった両陛下の長女・愛子さまは、上下スーツと帽子を淡いピンクで合わせる洋装でした。
今回の園遊会には、俳優の北大路欣也さんや元日本サッカー協会の川淵三郎元会長などが招待されました。
「(文化功労者の)顕彰のおりにはお話を聞いていただきありがとございました。これ、役の上でのヒゲですので、失礼」
「本当に長年にわたり、芸術に大変な尽力を…」
「ありがとうございます。お誕生日が(天皇陛下と)一緒なので、がんばっています」
北大路さんは、俳優として映画やテレビドラマで活躍。去年、文化功労者にも選ばれています。
そして、話は長女・愛子さまの就職についても…
「愛子さま、本当にご卒業、それから就職おめでとうございます」
「ありがとうございます」
「本当に大変だと思いますけどね、がんばっていただきたい」
「仕事では周りの方、とてもいい方に囲まれて楽しく」
「そういう出会いっていうのは一番大切ですからね」
「先輩方がやさしく、楽しく色々教えて」
日本サッカー協会の元会長で、プロバスケットボール・Bリーグ発足にも大きな役割を果たした川淵三郎さんです。
「どうも川淵です。お招きにあずかりましてありがとうございます」
「サッカーとバスケット」
「バスケットがこの前、沖縄のワールドカップで日本中が活性化して、多くの人に喜んでもらって本当にうれしかったです」
ところが川淵さん、思わず口が滑ってしまったようです。
「来年も」
「八村塁がNBAで大活躍してますから、今度のオリンピックも彼は出場したいと言っているらしいので、公にまだ言っちゃまずいのかもしれませんが、今度のパリオリンピックも頑張ってくれると思う」
「サッカーにしてもバスケットにしても日本選手が海外で大活躍する」
「国内だけじゃもう限界がありますから、海外に出てどれだけ活躍できるか、日本代表の実力をレベルアップされるので、海外に出ていってないと国内だけではいろんな選手全く伸びないですね。いずれワールドカップ優勝もそんなに遠くはないと思う」
「スポーツへの貢献をなさってください」
「どうもありがとうございます」