アメリカ中西部から南部にかけての広い範囲が暴風雨に見舞われて複数の竜巻が発生し、少なくとも1人が死亡しました。

 ケンタッキー州の大学で撮影された映像にはドアの外で激しく吹き荒れる風に学生が吹き飛ばされる様子が映っています。大きなけがは無かったということです。

 アメリカメディアによりますと、2日から3日にかけてイリノイ州やオハイオ州などで14件の竜巻が発生し、ケンタッキー州では風速約45メートルの突風が吹き、非常事態宣言が発令されました。

 また、オクラホマ州ではホームレスの女性が排水管の中で遺体で発見されたほか、アメリカ全土で25万軒以上が停電したということです。