英“総選挙の前哨戦”地方選で与党・保守党が大敗
(テレ朝news)
2日、イギリス・イングランドの107の自治体の議会選挙とロンドンなどの市長選挙が行われました。
BBCによりますと、議会選挙では106の自治体の開票が終わった時点で合わせて2600以上の議席のうちスナク首相が率いる与党・保守党は472議席を失い、508議席の獲得にとどまり大敗しました。
一方、最大野党・労働党は185議席増やし1128議席を獲得、48の自治体で過半数を占めました。
また、自由民主党101議席増、緑の党72議席増など野党は議席を増やしています。
スナク首相は選挙結果を受け「優秀で勤勉な議員を失うことは残念だ」とコメントしました。
今回の選挙は、来年1月までに行われる総選挙の前哨戦と位置付けられていて、14年ぶりの政権交代が実現する可能性が強まりました。