韓国No.1のバーガー店が、東京・渋谷に本格上陸しました。今、韓国企業の日本進出が相次いでいます。その訳に迫りました。
■本格上陸“渋谷ジャック”も敢行
店で、一枚一枚丁寧に揚げられたカリカリサクサクの分厚いトリもも肉。
16日、東京・渋谷に初上陸したのは、韓国の大手ハンバーガーチェーンです。開店早々、大混雑となりました。
「日本での成功を土台に、他の国にも展開していきたい」
今、世界進出を狙う韓国企業が、日本に続々進出。一体、何が起きているのか取材しました。
渋谷駅前のマクドナルドの跡地にオープンした、韓国発のハンバーガーチェーン「マムズ・タッチ」。
韓国国内のバーガーチェーン店舗数No.1を誇るこの店。満を持して日本に本格上陸するとあって、開店前、店舗周辺の渋谷の駅前通りには、黄色いハンバーガーののぼりがズラリと並んでいました。
駅周辺には、大きな広告トラックも走っていました。数億円かかると言われている“渋谷ジャック”を敢行しました。
「(Q.きょう(16日)は何時ごろから並ばれている?)きのう(15日)の夜10時から」
「(Q.きのう(15日)の?)はい。韓国に行った時にたまたま食べて、すごいおいしくて」
最初に入店した客には「ハンバーガー1年間無料券」がもらえるということで、徹夜組の姿もありました。
「(Q.何時ごろに並ばれたんですか?)夜11時ごろから」
「(Q.惜しくも2番だったんですね)(先頭の方が)急におなか痛くなってどこか行かないかなと。そういうのも期待しながら」
「(Q.2番はもらえないんですか?)並んでる時に、一番偉い人にニコニコしたりしたので、ポテト無料だよとか、(サプライズを)期待してます」
様々な思惑を抱え、行列に並んだ人々。そして16日午前10時ごろ、店がオープンしました。
店内はあっいう間に満員になり、ウェイティングリストもいっぱいになりました。
一番の名物は、揚げたての大きなトリもも肉をレタスとタマネギ、甘辛いたれを絡めて挟んだ「サイバーガー」です。
「おいしいです、ジューシーで」
「(Q.お味いかがですか?)サックサク。できたてで、ソースがいい、ピリ辛で。おいしいです」