「じっくり聞いタロウ〜スター近況㊙報告〜」(毎週木曜深夜0時)。2月1日(木)の放送では、お笑い芸人・きつねの大津広次が、厳しい貧乏時代を告白!

【動画】きつねの大津が、想像を絶する貧乏時代を回顧

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歌謡漫才で一躍人気になったきつね。大津の父親は建築関係の社長をしていたが、バブル崩壊とともに知人に手形を持ち逃げされ、金融からの融資が受けられずに会社は倒産。1億円近い借金が残ってしまう。

その後、両親は離婚し、大津は兄、姉とともに母親に引き取られるが、母親も保証人になっていたため3000万円の借金を背負うことに。さらに父親が海外へ逃亡し、母親のもとに取り立てが来るようになったという。母親は、厳しい取り立てから子どもを守るために夜逃げするが、知人が用意してくれた家は、まさかの取り壊し中で、木枠だけという状態。寒さをしのぐため、兄姉で大きい服に入り、身を寄せ合って暖を取っていたそう。
また母親は、借金返済のため、朝から深夜まで働きづめだったが、体が丈夫で、1回も病気をしなかったという。「母の寝ている姿を見たことがない」と語る大津は、1回だけ夜中に起きて母親が仮眠している姿を見た時、“死んだ!”と勘違い! 慌てて兄姉を起こしたことも。

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しかし、夜逃げ先の家での暮らしに耐えきれなくなった大津一家は、元々暮らしていた4畳半の家に戻ることに。借金の取り立てで家にあったものはすべて差し押さえとなり、家具は全部なくなっていたとか。
激高した母親は、家具を取り返すべく1人で借金取りの事務所へ乗り込み、母親の態度に根負けした借金取りは「1個だけ持って帰っていい」と譲歩。大津ら兄姉は“布団を持って帰ってくるのかな?”と楽しみにしていたが、何と母親はファミコンを持って帰ってきたそう(笑)。当然ながらテレビがないため、4畳半にファミコンだけが寂しく置かれていたという。

その後、母親は居酒屋で働いていた時に出会った男性と再婚。男性が借金返済を支援してくれたおかげで、大津の家は少しずつ裕福になっていったそう。