アビスパ福岡は9日、サンフレッチェ広島戦でのプレーについて声明を発表した。

問題のプレーは7日に行われた明治安田生命J1リーグ第12節の広島vs福岡の一戦。前半10分、福岡DF小田逸稀のパスが広島MF満田誠に当たりディフレクトした。

このボールを拾ったMF森島司が満田にパス。これに対して、小田が後方からタックル。かなり激しい接触となり、満田はプレーを一時中断。その後復帰したが、負傷交代していた。

かなり危険にも見えるシーン。主審はイエローカードの提示で終わり、VARの介入はなかったが、危険なプレーに対してはSNS上などでも大きな物議を醸していた。

ジャッジへの疑問も浮上する一方で、無謀とも見えるチャージをした小田に対しても厳しい声が。福岡はこのプレーについて謝罪したことを報告。また、小田への攻撃的な投稿を止めるように訴えた。

「5月7日(日)にエディオンスタジアム広島で開催されました「2023明治安田生命J1リーグ第12節 サンフレッチェ広島 vs アビスパ福岡」におきまして、弊クラブ所属の選手のプレーにより、広島の選手が負傷する事案が発生いたしました。サンフレッチェ広島関係者の皆様及びサンフレッチェ広島を応援されているファン・サポーターの皆様に深くお詫び申し上げます」

「受傷した選手に対しては、試合後スタジアムにおいて、強化部立会いの下、直接謝罪をさせて頂きましたことをご報告申し上げますとともに、弊クラブと致しましては、あらためてフェアプレーとルール遵守に努めてまいります」

「あわせまして、上記事象発生後からSNS上で弊クラブ所属の選手に対する誹謗中傷、個人を攻撃する極めて悪質な投稿が散見されております」

「Jリーグ及びJクラブは、誹謗中傷、侮蔑的な投稿、個人を攻撃する等の行為のない世界を目指し、撲滅に向け取り組んでおります。皆さまもぜひご理解とご協力を下さいますようお願い申し上げます」




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