バイエルンが圧巻の6発で首位キープ、後半から出場の吉田は4失点目に関与《ブンデスリーガ》
前節ブレーメンに勝利して首位をキープしたバイエルン(勝ち点65)は、残り3試合を全勝すれば11連覇が決まる状況となった中、3トップにニャブリ、サネ、コマンと並べる[4-3-3]で臨んだ。
一方、前節マインツ戦を後半追加タイムのPK弾で勝利したシャルケ(勝ち点30)は残留圏内の15位に浮上。吉田は引き続きベンチスタートとなった。
立ち上がりから押し込んだバイエルンは7分、ニャブリがGK強襲のシュートを浴びせる。さらに10分にも決定機。ミュラーがボックス内で粘ったプレーからニャブリがシュート。だが、ゴールライン前のDFにカットされた。
一方的な展開とするバイエルンは21分に押し切る。細かなパス交換で崩した流れから、サネのリターンパスをミュラーがダイレクトで蹴り込んだ。
さらに25分、バイエルンがPKを獲得。ムシアラがボックス中央に侵入したプレーで倒されるとVARの末、PK判定となった。このPKをキミッヒが決めリードを広げた。
バイエルンが2点をリードして迎えた後半、シャルケは吉田を投入。しかし開始5分、バイエルンに3点目。カンセロの突破を起点に、最後はニャブリがシュートを決めきった。
攻め手を緩めないバイエルンは65分、吉田のバックパスをカットしたニャブリがGKとの一対一を決めて4点目。
終盤にかけても容赦のないバイエルンはテルとマズラウィがゴールを挙げて6発圧勝。首位をキープし、明日試合を行うドルトムントにプレッシャーをかけている。