ブンデスリーガ第32節、バイエルンvsシャルケが13日に行われ、6-0でバイエルンが圧勝した。シャルケのDF吉田麻也は後半から出場、MF上月壮一郎は欠場している。

前節ブレーメンに勝利して首位をキープしたバイエルン(勝ち点65)は、残り3試合を全勝すれば11連覇が決まる状況となった中、3トップにニャブリ、サネ、コマンと並べる[4-3-3]で臨んだ。

一方、前節マインツ戦を後半追加タイムのPK弾で勝利したシャルケ(勝ち点30)は残留圏内の15位に浮上。吉田は引き続きベンチスタートとなった。

立ち上がりから押し込んだバイエルンは7分、ニャブリがGK強襲のシュートを浴びせる。さらに10分にも決定機。ミュラーがボックス内で粘ったプレーからニャブリがシュート。だが、ゴールライン前のDFにカットされた。

一方的な展開とするバイエルンは21分に押し切る。細かなパス交換で崩した流れから、サネのリターンパスをミュラーがダイレクトで蹴り込んだ。

さらに25分、バイエルンがPKを獲得。ムシアラがボックス中央に侵入したプレーで倒されるとVARの末、PK判定となった。このPKをキミッヒが決めリードを広げた。

バイエルンが2点をリードして迎えた後半、シャルケは吉田を投入。しかし開始5分、バイエルンに3点目。カンセロの突破を起点に、最後はニャブリがシュートを決めきった。

攻め手を緩めないバイエルンは65分、吉田のバックパスをカットしたニャブリがGKとの一対一を決めて4点目。

終盤にかけても容赦のないバイエルンはテルとマズラウィがゴールを挙げて6発圧勝。首位をキープし、明日試合を行うドルトムントにプレッシャーをかけている。