チェルシーのFWピエール=エメリク・オーバメヤン(33)がガボン代表への復帰を決断した。

クラブキャリアでは、ミランやディジョン、リール、モナコ、サンテチェンヌ、ドルトムント、アーセナル、バルセロナ、そしてチェルシーと多くのクラブでプレーしているオーバメヤン。ガボンではレジェンド級の選手でもある。

ワールドカップ(W杯)でのプレーはないが、ガボン代表として73試合に出場し30ゴールを記録。同国史上最多ゴールを誇る中、2022年5月を最後に代表引退を決断していた。

オーバメヤンは自身のインスタグラムを更新。アリ・ボンゴ・オンディンバ大統領と対談したことが、復帰を決断する後押しとなったことを明かした。

「数日前、僕は祖国のアリ・ボンゴ・オンディンバ大統領に迎えられ、同時に父が息子に語りかけるような名言をもらい、大変光栄に感じた」

「これからは、母国とパトリス・ヌヴー監督の意のままに身を置くこととした。1度ヒョウになれば、ずっとヒョウだ」

今シーズンはチェルシーに加入も自身の獲得を望んだトーマス・トゥヘル監督が早々に解任され、厳しい立場に。プレー機会があまり与えられず、夏には移籍する可能性が高いと見られている。

一方で、ガボンはアフリカ・ネーションズカップ予選でグループ首位に立っており、6月にはDRコンゴをホームに迎え、来年1月にコートジボワールで行われる本大会出場を決めたいところだ。

果たして6月に招集を受けるのか。移籍のためにも、得点を奪うなど活躍を見せたいところだろう。



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