ミランがチェルシーから元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)の獲得に近づいているようだ。

フルアムへ貸し出されていた2020-21シーズンを除けば、下部組織時代からチェルシーひと筋のロフタス=チーク。毎年のように大型補強を繰り返すチームの中ではやや影が薄いが、中盤のあらゆるポジションをこなせる万能性を武器に生き延び、今季は公式戦30試合に出場している。

一方、契約は2024年6月までで、クラブ側は1年間の延長オプションも保有。しかし、イギリス『90min』によると、首脳陣はこのオプションを行使しない方針を固め、現在はミランへの売却交渉が進行中とのことだ。

チェルシーはロマン・アブラモビッチ体制だった2021年7月にイングランド代表DFフィカヨ・トモリをミランへ売却して以降、昨夏と今冬はモロッコ代表MFハキム・ツィエクを巡る交渉が注目されるなど頻繁にミランとの接触が報じられる。ツィエクのミラン行きは実現していないが、今夏のロフタス=チークについてはすでにかなり進展しているという。

どうやら今夏の補強を見据えてか、できるだけ早くロフタス=チークの売却交渉を終わらせたいとの思惑があり、ミランも完全移籍、もしくは買い取り義務が付いた1年間のレンタル移籍での獲得に自信。今後数週間で大きな動きがあると推測されている。

また、ロフタス=チーク本人も下部組織時代から切磋琢磨してきた1歳年下のトモリとの再会に前向き。ニューカッスル、ウェストハム、古巣フルアムといったプレミアリーグ勢からも関心が寄せられるが、自身初の海外移籍としてミランを選ぶ可能性が非常に高いとみられている。

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