ギラヴァンツ北九州は22日、「ギラヴァンツ北九州を応援して下さる皆様へ」と題して声明を発表した。

2021年まで明治安田生命J2リーグで戦っていた北九州。2022シーズンはJ3に降格してプレーすると、天野賢一監督の下で18チーム中13位と低迷。J2復帰は叶わなかった。

今シーズンは、大分トリニータや清水エスパルス、福島ユナイテッドFC、栃木SCを率いた経験のある田坂和昭監督を迎えたなか、チームは10試合を終えて1勝3分け6敗の最下位に低迷。今シーズンからはJFLへの降格の可能性が発生するため、苦しい状況となっている。

結果がなかなか出ないなか、北九州は 石田真一 代表取締役社長の名義で声明を発表。不甲斐ない成績を謝罪するとともに、チームが目標とするJ2昇格も可能性がある限りは諦めないとした。

「かねてよりギラヴァンツ北九州を応援頂き有り難うございます」

「今シーズン、現時点で1勝3分6敗の20位という結果となっております事態を重く受け止めております。皆様には多大なるご心配、悔しい思いをおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」

「チームはシーズン前から厳しいトレーニングを重ねており、勝利を勝ち取るべく、監督・スタッフ・選手一人一人が日々全力で取り組んでいるものの、結果が伴わない状況が続いております。一方、今シーズンも残り28試合となり、私たちに残された時間は限られていると強い危機感を持っており、早急に課題に対する対策を立て、状況を改善して参ります」

「今シーズンの目標として掲げましたJ2復帰につきましては、可能性が残されている以上、諦めることなく実現に向けクラブ一丸となって取り組んで参ります」

「皆様に勝利をお届けできるよう、また、クラブを支えて頂いている皆様のご期待に沿えるよう、努めて参りますので、引き続き、ギラヴァンツ北九州への応援を頂戴したく、よろしくお願い申し上げます」

シーズンはまだまだ先が長いが、首位との勝ち点差は「14」。ここからの巻き返しがどこまでできるのか、注目が集まる。