スペイン代表MFマルコ・アセンシオ(27)の対談が濃厚となっているレアル・マドリーだが、すでにその後釜は決まっているようだ。スペイン『アス』が伝えた。

2016-17シーズンからレアル・マドリーでプレーし、通算285試合で61得点32アシストの数字とともに数々のチームタイトルにも貢献するアセンシオだが、今季限りで契約が満了。控えの立場を脱却できない状況が続き、契約延長も交渉が進展していない。

ただ、マドリーはこの状況にもあまり問題と感じていない様子。すでに後継者を決めているという。それがミランに所属するスペイン代表MFブラヒム・ディアス(23)だ。

マンチェスター・シティのアカデミー出身のブラヒム・ディアスは2019年1月にシティからマドリーへ完全移籍。しかし、2020年から3シーズンにわたってミランへとレンタル移籍で武者修行に出ている。

マドリーでは公式戦21試合で2ゴール3アシストを記録している中、ミランで大きく成長。公式戦122試合で18ゴール14アシストを記録している。

レンタルバックの形で今シーズン終了後に復帰するブラヒム・ディアスだが、マドリーは武者修行は終了したと考えており、左利きのドリブラーとしてアセンシオの代役を任せるつもりがあるようだ。

一方で、アセンシオの代役として浮上していたのはレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(21)。契約解除金は6000万ユーロ(約90億5000万円)に設定されており、買い戻し条項はない状況。将来の移籍で得られるボーナスと、優先的な拒否権だけを持っているため、その資金はドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)に向けられることとなりそうだ。


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