バルセロナは28日、ラ・リーガ第37節でマジョルカと対戦し3-0で勝利した。

リーグ2連敗中の王者バルセロナは、直近のレアル・バジャドリー戦からスタメンを5人変更。ハフィーニャやエリック・ガルシア、セルジ・ロベルトらに代えて今季限りでの退団が決まっているブスケッツやジョルディ・アルバらをスタメンで起用した。

すでに残留を決めている11位マジョルカ(勝ち点47)に対し、バルセロナは開始早々の48秒で先制する。ブスケッツからの縦パスをボックス手前のレヴァンドフスキがワンタッチではたくと、ボックス内に侵入したレヴァンドフスキの折り返しをファティが難なくゴールに流し込んだ。

幸先良く先制したバルセロナは、14分に数的優位を得る。自陣右サイドでパスを出したバルデが後方からアマトにスライディングタックルで倒されると、主審は一度イエローカードを提示したが、VARで再確認した結果、故意で危険なものだったとしてレッドカードに変更となった。

数的優位となったバルセロナは24分、F・デ・ヨングの縦パスをボックス内のレヴァンドフスキがワンタッチでつなぐと、ゴールエリア左に抜け出したファティが冷静にシュートを流し込み、追加点を奪った。

迎えた後半もバルセロナは早い時間にチャンスを作る。47分、ショートコーナーの流れからジョルディ・アルバが左クロスを供給すると、クンデがヘディングシュート。さらに67分にもボックス手前で獲得したFKからレヴァンドフスキが直接ゴールに狙ったが、共にシュートはクロスバーに弾かれた。

さらに攻勢を続けるバルセロナは、70分にボックス右横のデンベレが供給した折り返しを中央で受けたガビがワントラップから左足一閃。強烈なシュートをゴール左に突き刺した。

その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず、3-0でタイムアップ。ファティの電光石火弾などで3発完勝のバルセロナが、改修前最後のカンプ・ノウでの一戦を勝利で飾った。

ヨーロッパリーグ決勝「セビージャvsローマ」
6/1(木)午前3時30分〜WOWOWで生放送&ライブ配信!
>放送予定など詳しくはこちら