マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、イングランド代表MFジャック・グリーリッシュに期待を寄せている。クラブ公式サイトが伝えた。

昨シーズンは公式戦50試合に出場してチームのトレブル(3冠)に大きく貢献したものの、今シーズンはベルギー代表FWジェレミー・ドクの加入やケガが重なり、存在感が薄まっているグリーリッシュ。13日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのコペンハーゲン戦では、先発しながら21分に負傷交代し、その後のプレミアリーグ2試合を欠場していた。

直近の第26節ボーンマス戦ではベンチに戻っていた中、27日のFAカップ5回戦ルートン・タウン戦を前にしたグアルディオラ監督はそんなグリーリッシュについてコメント。ここからの挽回に期待している。

「彼は少し出遅れたかもしれないが、ここ1カ月のジャックは多くの面で元に戻っていた。彼はチャンピオンズリーグのコペンハーゲン戦という重要な試合でプレーした。もしプレーが悪ければ、蚊帳の外の可能性だってある」

「残念なことに、彼は10分か15分で負傷してしまった。でもすぐに回復して戻ってきた」

「彼が昨シーズンと同じようなインパクトを残すことを願っている。彼次第だし、選手全員次第だ。私は自分の決断を公平に下すよう努めている」

「たとえ彼が昨シーズン多くの時間をプレーし、今シーズン序盤は出番が少なかったとしても、選手は同じだし、監督も同じ、我々が望むプレースタイルも同じだ。何も変わっていない。ただパフォーマンスが変わっただけだ。それが違いだ」

「我々には彼が必要だ。彼はチームにとって特別な資質を持っているし、うまくやってくれることを願っている」

また、ボーンマス戦でベンチに戻ってきたグリーリッシュ、再離脱防止のため起用に細心の注意を払っているベルギー代表MFケビン・デ・ブライネのルートン戦出場の可能性にも言及。練習で状態を把握し、どうするか決めると語った。

「可能性はある。通常、土曜日の次の試合が火曜日の時は、これまでの厳しいスケジュールも考慮し、練習が終わるまでメンバーを決めない」

「彼らと少し話をしてフィーリングを掴む。私はまだ決断を下していないし、まだ決めるつもりはない」

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