レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が敗退のショックを語った。

コパ・デル・レイではマジョルカとの準決勝まで勝ち進み、アウェイの1stレグをゴールレスドローで終えたソシエダ。27日にはホームで2ndレグを迎え、引き続き日本代表MF久保建英らが先発した。

前半終盤にPKを獲得したホームチームだったが、スペイン代表MFブライス・メンデスが失敗し、0-0のまま後半へ突入。50分に先制点を許す展開となりながら、71分に途中出場のスペイン代表FWミケル・オヤルサバルが同点ゴールを決め、試合の行方は延長戦に持ち越された。

結局、120分を戦っても勝敗決まらず、PK戦での決着に。ソシエダは1人目のオヤルサバルが外してしまった一方、マジョルカが5人全員成功し、決勝進出を決めた。

あと一歩のところで準決勝敗退となったイマノル監督は試合後にコメント。チーム全体が落胆していることを明かした。

「ロッカールームは打ちのめされ、傷ついている。消化するのは非常に難しい。我々は観客と共に決勝戦を戦いたかったし、突破の可能性も見えていたが、今日も引き分けに終わった。あらゆる形で努力したが、ゴールのチャンスを多く逃してしまった。マジョルカを祝福し、選手たちの努力に感謝したい」

「相手よりも多くのチャンスを生み出すことができていて、上に立ちたいなら、試合に勝つために正しいことをやらなければならない。正しくやる必要があるし、自己批判も必要だ」

また、「個人的にもつらい」と語ったイマノル監督だが、前を向いて切り替え。3月2日のラ・リーガ第27節セビージャ戦や、同月5日のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)戦での挽回を誓った。

「これもサッカーの一部だ。準決勝にたどり着くのも簡単ではない。今は消化するのが難しいが、我々にはラ・リーガなどいくつかの目標がある。ヨーロッパの舞台でプレーしたいし、セビージャ戦やチャンピオンズリーグのリターンレグに向けて頭を上げたい」

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