インテルの最高経営責任者(CEO)であるジュゼッペ・マロッタ氏が、シモーネ・インザーギ監督への信頼を語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

インザーギ監督は、電撃辞任となったアントニオ・コンテ氏の後任として、2021年夏にインテルの指揮官に就任。財政難もあり定期的に主力を売却せざるを得ないクラブ事情がありながらも、コッパ・イタリア連覇を果たすなど安定感ある戦いを見せており、昨シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)決勝にまでチームを導いた。

今シーズンはセリエAで序盤から好調を維持しており、26試合を消化した時点で2位ユベントスに12ポイント差をつけて首位を独走。コッパ・イタリアこそラウンド16で敗退となったが、CLは決勝トーナメント進出を果たすなど順調なシーズンを送っている。

こうした成績もあり、マロッタCEOは『DAZN』のインタビューを受けた際にインザーギ監督への信頼を強調。指揮官との契約は2025年6月までなっているが、契約延長の可能性についても示唆している。

「我々が成し遂げた最善は、適切な指揮官を選んだことだろう。 数年間にわたって同じ監督がいればチームに一貫性が生まれる。そして、彼が選手たちと非常に強く結びついているのも利点だ」

「現在わかっている素晴らしい点は、インザーギがインテルの全員から信頼を勝ち取ったこと、それは長年にわたるパフォーマンスによるものということだ。良い結果が出ている以上、我々はもちろん彼との仕事継続を望んでいる。そして何より、我々は彼のやり方に確信を持っているんだ」

「セリエAの上位4クラブを見てみると、どのクラブも2025年に指揮官が契約満了を迎える状態だ。これについて、クラブは適切な時期に話し合うつもりだが、彼は我々を全面的に信頼していると思う。我々は彼に満足し、彼も我々に満足しているのだから、契約はそれを補完するものに過ぎないだろう」

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