コパ・デル・レイ準決勝2ndレグのアスレティック・ビルバオvsアトレティコ・マドリーが2月29日に行われ、3-0でアスレティックが勝利。この結果、2戦合計4-0でアスレティックが決勝進出を決めた。

7日にアウェイで行われた1stレグをベレンゲルの決勝点で勝利したアスレティックは、直近のレアル・ベティス戦からスタメンを3人変更。ベレンゲル、ユーリ、GKウナイ・シモンに代えてニャキ・ウィリアムズ、レクエ、GKアギレサバラをスタメンで起用した。

一方、ホームで惜敗したアトレティコは、直近のアルメリア戦からスタメンを4人変更。デパイやバリオス、ガブリエウらに代えてモラタ、マルコス・ジョレンテ、ヴィツェルらをスタメンで起用した。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、先にスコアを動かしたのはホームチームだった。アスレティックは13分、左サイド深くまで切り込んだニコ・ウィリアムズのクロスをファーサイドのイニャキ・ウィリアムズが右足ボレーでゴールに叩き込んだ。

反撃に出たいアトレティコだったが、27分に再びピンチ。ボックス右横まで切り込んだイニャキ・ウィリアムズの折り返しをボックス中央左に走り込んだニコ・ウィリアムズがダイレクトシュートで合わせたが、これはわずかにゴール右に外れ、難を逃れた。

そのアトレティコは30分、ボックス右でボールを受けたアンヘル・コレアの落としからボックス右手前のデ・パウルがクロスを供給。ファーサイドのモラタが折り返しがファーに流れると、アンヘル・コレアが右足で合わせたが、シュートは枠の上に大きく外れた。

ハーフタイムにかけては拮抗した展開が続いたが、再びスコアを動かしたのはアスレティック。42分、サンセトのパスを右サイドで受けたイニャキ・ウィリアムズがドリブルでボックス右から侵入すると、折り返すをゴール前のニコ・ウィリアムズがワンタッチで流し込んだ。

迎えた後半、先にスコアを動かしたのはアスレティック。61分、デ・マルコスの右クロスをゴール前で競り合ったグルセタが頭で触ったボールがファーに流れると、ボックス左で拾ったサンセトがシュート。これはGKオブラクに阻まれたが、こぼれ球をグルセタがゴールに押し込んだ。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。アトレティコは85分にリケルメの左クロスから途中出場のサウールがヘディングシュートでゴールに迫ったが、これは枠の右に外れる。

結局、試合はそのまま3-0でタイムアップ。この結果、2戦合計4-0で勝利したアスレティックが、3大会ぶりの決勝進出を決めた。

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