マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、コペンハーゲン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

6日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでシティはホームにコペンハーゲンを迎えた。

1stレグを3-1で勝利していたシティ。多少の余裕もある中で、マンチェスター・ユナイテッドとのダービーからメンバーを入れ替えて臨むこととなった。

試合は開始5分にマヌエル・アカンジ、9分にフリアン・アルバレスがネットを揺らして2戦合計のリードを早々に4点に広げると、1点を返されるも前半アディショナルタイムにアーリング・ハーランドもゴール。3-1で勝利し、2戦合計6-2で勝利。CL8連勝を達成した。

ユナイテッド戦から中2日での試合となった中、グアルディオラ監督がメンバーを入れ替えた理由は日程にあると説明。週末にはリバプールとの首位攻防戦が待っている中で、終盤にアカデミーの選手も起用し、選手の疲労を考慮したと語った。

「FAカップでルートンと対戦したが、ユナイテッド戦のことは考えていなかった。今日プレーしたが、エネルギーとフレッシュな脚が必要だった」

「ユナイテッド戦から3日後にプレーするということで、一部の選手たちがどれだけ疲れ果てていたのかを知っている。通常、CLでは全ての国で水曜日にプレーする場合、土曜日に試合をすることが認められている。ただ、我々は日曜日にプレーした」

「だからフレッシュな脚が必要だった。持続できる選手ということ。我々は幸運だった。早い段階で2得点できたのだからね」

「この競技はとてもトリッキーで危険であり、それは我々にとってとても役立った。そして話し合い、落ち着いて、感情を失わず、1ゴール、2ゴールと決めれば、ノックアウトステージは近づくだろうと言っていた」

チームのスタートで試合を決められたことを喜んだグアルディオラ監督。一方で、コペンハーゲンの強さも称え、勝ち進んで当たり前ということはなく、常に難しいことだと理解していると思いを語った。

「コペンハーゲンは、ユナイテッド、バイエルン、ガラタサライと対戦した。彼らは難しい相手だ。とてもよく組織されている。そしてもちろん、タイトル争いをするには、全員が必要だ」

「それが私が選手たちを起用した理由だ。パフォーマンスには本当に満足している。人々は多くのことを期待しているが、どれほど難しいか知っている」

「私にとっては、グループステージを突破するたびに『凄い』と感じるのは、それがどれほど難しいかを知っているからだ。私はどれほど難しいかを理解している」

「どれも難しい。プレミアリーグは難しいし、FAカップも難しい」

「人々は今、それを当然のことだと思っている。それは良いことだが、監督も選手も、内部の人間は全てが難しいことを知っている」

「これはクラブに感じてもらいたいと私は思っている。ヒエラルキー、ここで働く人々、選手たちから見ても、全てが複雑ということだ。それでも我々は全ての大会に存在する。それは本当に良いことだ」



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