V・ファーレン長崎は13日、アンバサダーを務めていた元日本代表FW玉田圭司氏の契約終了を発表した。

なお、玉田氏は自身のインスタグラムで埼玉県の昌平高校サッカー部の監督に就任することも決定している。

玉田氏は現役時代に柏レイソル、名古屋グランパス、セレッソ大阪、そして長崎でプレー。長崎で現役キャリアを終えていた。

日本代表としても72試合に出場し16得点を記録。2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)にも出場しブラジル代表戦では強烈なミドルシュートを叩き込むことに。2010年の南アフリカW杯にも2試合に出場していた。

引退後、長崎のアンバサダーを務めていた中、2023年4月に昌平高校のサッカー部コーチに就任。今年2月29日にアドバイザー契約が満了すると、昌平高校の監督に就任することが決定した。

玉田氏はクラブを通じてコメントしている。

「この度、V・ファーレン長崎アンバサダーとしての活動を終了し、埼玉県の昌平高校の監督をさせていただくこととなりました。 活動の中でお世話になったパートナー企業・行政の皆様、ファン・サポーターの皆様、そして関わっていただいたすべての皆様には心より御礼申し上げます。今年度よりアンバサダーという形ではなくなりますが、J1 昇格、J2 優勝を心より応援しております。 引き続きよろしくお願いします」

また、自身のインスタグラムを通じては、昌平高校で指揮を執る意気込みを綴っている。

「この度、昌平高校の監督に就任させていただく事になりました。まずはオファーを下さった昌平高校の関係者の皆さんに感謝します」

「もちろんプレッシャーはありますが今はとてもワクワクしています。そして、信頼できるコーチングスタッフと共に、選手たちのポテンシャルを最大限に活かせるよう指導者として日々精進し、本校の発展のために邁進してまいります。よろしくお願いします」

昌平高校は今年の全国高校サッカー選手権大会に2大会連続6度目の出場を果たし、最高成績であるベスト8に進出していた。