インテルでアシスタントコーチを務めるマッシミリアーノ・ファリス氏が、セリエAでの勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

1日、エンポリとのセリエA第30節に挑んだインテルは、開始早々にDFフェデリコ・ディマルコのゴールで先制に成功すると、その後はスコアが動かずハーフタイムへ。後半は試合をコントロールしながらも追加点を奪えずにいたが、81分にFWアレクシス・サンチェスにゴールが生まれると、そのまま2-0で勝利した。

この結果、2位ミランとの14ポイント差をキープすることに成功したインテル。声が出なくなったシモーネ・インザーギ監督に代わり取材に応じたファリス氏はチームを称えつつ、前節のナポリ戦で人種差別発言疑惑が出るも証拠不十分で無罪判決となったDFフランチェスコ・アチェルビについても触れている。

「今日は後半の方が良かったと思う。選手交代が功を奏して、この結果を持ち帰ることができた。我々は良い前進を見せており、ディマルコがゴールを決めたという事実はとても幸せで誇りだ」

「我々は多くのポイントを獲得しており、良いリードを保っている。引き続き、良い仕事をしていかなければならない。我々はスクデット獲得を念頭に置いているが、自分たちが歩んできた道のりを楽しんでもいる」

「これからはウディネーゼ戦で良い試合をするための準備をしなければならない。ただ、このグループはあらゆるトレーニングに全力を注いでおり、それは素晴らしいことだ」

「(渦中のアチェルビ起用について)最終決断を下すのが監督なのは明らかだ。我々は話し合い、彼の帰りを待ち、全員が味方だった。彼はとても良い人間だ。今回が悪いエピソードだったのは明らかだが、もう終わったのだからフットボールの話だけになることを願っている」