前節は5位ドルトムントと4位ライプツィヒによる来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いが行われ、ライプツィヒが4-1で逆転勝利とした。そして王者レバークーゼンがシュツットガルトとの上位対決でまたも後半追加タイム弾で追いつき、無敗記録を46試合に伸ばしている。残り3試合となって迎える第32節、ドルトムントがパリ・サンジェルマンに先勝したことを受けてドイツから来季CLに出場できるクラブが5チームに確定。バイエルンに続き、一気にシュツットガルトの15季ぶり出場に加え、CL常連のライプツィヒ、ドルトムントの来季出場が決まった。

CL出場チームが確定した中、残る注目はEL決勝進出に王手を懸けた王者レバークーゼン(勝ち点81)が無敗優勝を成し遂げられるかが大きな注目となる。そのレバークゼンは来季のEL出場権獲得に迫る6位フランクフルト(勝ち点45)と対戦する。前節シュツットガルト戦を公式戦3戦連続での後半追加タイム弾で引き分けに持ち込んだレバークーゼンは、木曜に行われたELでは昨季準決勝で敗れたローマ相手に敵地で2-0の先勝。翌木曜には2ndレグを控えるため、ターンオーバーをすることが確実だが、無敗を維持できるか。

対するフランクフルトは7位フライブルクとは5ポイント差あり、大きなアドバンテージはある状況。ただ、最終節にはライプツィヒが待ち構えており、油断はできない。ローマ戦に集中せざるを得ないレバークゼンに48試合ぶりの黒星を付けられるか。

前節、FWケインのドッペルパックでフランクフルトに競り勝ち来季のCL出場権を確保した2位バイエルン(勝ち点69)は、15季ぶりのCL出場を確定させた3位シュツットガルト(勝ち点64)と対戦する。そのバイエルンは火曜に行われたCL準決勝ではレアル・マドリー相手一時逆転する展開としたものの、FWヴィニシウスの2発で引き分けに持ち込まれた。DFデ・リフトの負傷を受けて出場したDFキム・ミンジェが2失点に絡む形となったが、マドリーとの2ndレグを前に名誉挽回を果たせるか。

前節、ライプツィヒとのCL出場権を懸けたシックスポインターに敗れた5位ドルトムント(勝ち点57)だったが、CLでPSGに先勝したことを受けてUEFAのクラブランキングでドイツの2位以上が確定し、ブンデスリーガから5チームがCLに出場できることになった。自らの勝利で枠を広げたドルトムントは8位アウグスブルク(勝ち点39)と対戦。翌火曜にはPSGとの決勝進出を懸けたリターンマッチを控えており大幅なターンオーバーをすることが確実だが、勝利して2ndレグに向かえるか。

FW浅野が途中出場した前節ホッフェンハイム戦を3-2と逃げ切って9戦ぶりの白星を飾り、残留圏内の15位に浮上したボーフム(勝ち点30)は、同勝ち点で並ぶ14位ウニオン・ベルリン(勝ち点30)との重要な残留争いに臨む。

◆ブンデスリーガ第32節
5/3(金)
《27:30》
ホッフェンハイムvsライプツィヒ

5/4(土)
《22:30》
ドルトムントvsアウグスブルク
ヴォルフスブルクvsダルムシュタット
ブレーメンvsボルシアMG
シュツットガルトvsバイエルン
《25:30》
ケルンvsフライブルク

5/5(日)
《22:30》
ウニオン・ベルリンvsボーフム
《24:30》
フランクフルトvsレバークーゼン
《26:30》
ハイデンハイムvsマインツ

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