バルセロナ・アトレティックのラファエル・マルケス監督(45)は続投か退任か。スペイン『Relevo』が伝えている。

バルセロナの一時代を支えた名脇役、ラファ・マルケス。指導者となった元メキシコ代表主将は現在、バルサのリザーブチームを指揮し、今季は3部から2部への昇格争いを続けている。

そんなマルケス監督、トップチームを率いる盟友チャビ・エルナンデス監督が今季限りで退任する意向を示して以来、自身が後任となることを望み、その意志を関係者に明言。クラブの財務状況から、外部招へいではなく、自身が内部昇格するチャンスは大、と踏んでいたようだ。

ただ、チャビ監督の続投が決定。そして自身のバルセロナ・アトレティックを指揮する契約も今季限り。現在はまだ昇格争いに全集中のため、契約延長交渉が行われていないという。

バルセロナ上層部としては、チャビ監督と袂を分かつ事態に備え、クラブを熟知したマルケス監督を内部に残しておきたい考え。その指導力はジョアン・ラポルタ会長らから高く評価されているとのことだ。

判明していないのは、バルサのトップチームを来季頭から率いるという願望が崩れたマルケス監督自身の意向。今のところ、バルサ残留or退団、どちらに転ぶかハッキリしていないようだ。

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