Jリーグのトップへの単独インタビューです。5月7日、山梨に来県した野々村芳和チェアマンに、Jリーグの将来像とヴァンフォーレ甲府の今後を聞きました。

UTY

Jリーグの6代目チェアマン、野々村芳和さん。
静岡市出身の52歳で、Jリーガーとして千葉や札幌でプレーした後、札幌のクラブ社長を経て、2022年Jリーグの最高責任者 チェアマンに就任しました。

ヴァンフォーレ甲府についてはこの選手の話題から始まりました。

小嶋優キャスター:
「ヴァンフォーレだと山本英臣選手…」

UTY



野々村さん:
「おみ!今でもおみって呼ばれているんですか?」
小嶋キャスター:
「おみさんです」
野々村さん:
「さん付けですか、ぼくがジェフ(千葉)に入った頃、英臣が高校生ですかね、入ってきたのかな」



「愛情込めてですけど、おみによく言うんですよ。まだサッカーやっていたのと。ヴァンフォーレと一緒に成長していったからこそ、今、長くやっていると思う」

Jリーグの中でヴァンフォーレの存在は…





野々村さん:
「山梨の人は体感している人が多いと思うが、自分がスタジアムに行って応援したことでチームが勝ったと思える体験をした人が多いと思う」
「奇跡的なことを起こせるかどうかのところは周りの人がつくってくれる空気はすごく大事なんです。サポーターとか県民の人たちの作る空気感もサッカーの成績に大きく影響するので、ヴァンフォーレは他の地域よりアドバンテージがあるかなと思いますから」

 

サッカー専用スタジアムについては…

野々村さん:
「20年、30年後を考えても、スタジアムがどういうものかは、めちゃくちゃ大事です。ビジネスの面からも大事なんですが、専用のスタジアムで見ている人たちの熱量が伝わりやすい中でプレーする選手は伸びやすいと思う」



「見ている人も選手の熱量が感じやすい方が楽しく見られる面で考えても、マストじゃないですかね」



「それを地域で実現するためにどうすれば良いかは、クラブと地域みんなで考えるべきなのかと思います」

 

最後に野々村チェアマンからのメッセージです。



野々村さん:
「僕もサッカーの世界に長くいて、ヴァンフォーレというクラブ、すごい確立で、天皇杯をとるとか色んな奇跡を見させていただきました」


「サポーターとか山梨のみなさんのヴァンフォーレに対する気のかけ方、思いが伝わったからこそできたと思う」



「これからも全国のサッカークラブの代表であるように応援していただきたいと思います」