メルセデス・ベンツの人気コンパクトSUV「GLA」に、ハイパフォーマンスモデルのメルセデスAMG「GLA45S 4MATIC+」が追加されました。どんなモデルなのでしょうか。

コンパクトSUVの高性能モデル

 メルセデス・ベンツ日本は2024年3月28日、コンパクトパフォーマンスSUVの新型「GLA45S 4MATIC+」をラインナップに追加し発売しました。

スポーティに刷新されたエクステリアデザイン

 GLAは、メルセデス・ベンツのコンパクトSUVで初代は2014年に登場、世界でも日本でも成功を収めました。
 
 2020年には2代目にフルモデルチェンジ。同年6月に日本でも発表されています。2023年9月にはマイナーチェンジを行なっています。

 メルセデスAMG GLAはメルセデス・ベンツのコンパクトSUV「GLAクラス」をベースにした高性能バージョンで、なかでもGLA45Sはトップパフォーマンスモデルという位置づけになります。

 今回登場した改良新型GLA45S 4MATIC+は、エクステリアとインテリアをアップグレード。エクステリアでは新形状のフロントエプロンとボンネット上のAMGクレストを装備しています。

 またLEDヘッドライト/リアライトを新形状に変更、視覚的なアクセントを追加しています。さらにオプションでマルチビームLEDメインヘッドライトを用意しました。

 インテリアでは最新世代のAMGパフォーマンスステアリングホイールを標準装備しています。ステアリング上のボタンは重要な運転機能やすべての運転プログラムを制御できます。

 またMBUXインフォテインメントシステムを標準装備。「ハイ!メルセデス」をキーワードとして起動し、音声認識機能は多くのインフォテインメント機能に加えてクライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な機能にも対応しています。またMBUX AR (Augmented Reality = 拡張現実)ナビゲーションを採用しています。

  さらにDolby Atmosに対応したBurmesterサラウンドサウンドシステムも標準装備し、没入感溢れるサウンド体験を楽しめます。

 搭載されるエンジンは421馬力・500Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジン「M139」。このエンジンはAMG本社があるドイツ、アファルターバッハで “One man – one engine”という哲学のもと、厳格な品質基準に従って、ひとりのマイスターが一基のエンジンを最初から最後まで責任を持って手作業で組み上げるという生産方式を採用しています。

 AMGスピードシフトDCT(8速DCT)と組み合わされ、全輪駆動のAMGパフォーマンス4MATIC+となります。

 消費税込みの車両価格は920万円です。