「まさに“神(仏)客”!」スーパーの従業員に高級な差し入れをくれた優しい常連客の“まさかの正体”に驚き【作者インタビュー】
■「おしゃれなおじいちゃんは素敵だなと思い、いつもレジに来てくれるのが密かな楽しみでした」
いつも利用するスーパーに高級な和菓子を差し入れしてくれるお客さん。日々忙しく働く従業員にとっては、これほどありがたい存在もいないのではないだろうか。ましてやその人物がお坊さんだったとなると、自分の仕事が「善行」として報われたような気すらしてしまう。
本作で描かれたお客さんについて、しゃけなかほいさんは「このお客さんは夜遅くにいつも一人で買い物に来て、おしゃれして来るので覚えていました。歳をとってもおしゃれなおじいちゃんは素敵だなと思い、いつもレジに来てくれるのが密かな楽しみでした」と振り返る。
歴史のあるお寺のお坊さんだと知った時の心境を伺うと、「このおじいちゃんはすごい方でした!お寺のお坊さんと聞いてこじんまりした場所を想像していましたが、調べたところ広大な敷地で歴史もあり、当時の私は驚いたことを覚えています」と明かしてくれた。
接客業に限らず、いつどこでどんな人と出会うかは誰にもわからないもの。だからこそ、どんな時でもちゃんとした振る舞いを意識していたいものだ。
取材協力:しゃけなかほい(@syake8989)