春のお楽しみのイベントといえばお花見。今年も家族や友人、あるいは職場の人とお花見を楽しんだ人も多いのでは?本記事ではそんなお花見に関する漫画をピックアップして紹介する。

今回は、2021年4月に約30年勤めていた会社を退職し、漫画家・絵本作家になる夢を叶えるべく奮闘中のやぎ公( @yagi_kou_ )さんの漫画「ネコ谷さんは会社員」から、「職場のお花見」についてのエピソードをご紹介。

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話は、40歳独身の会社員・ネコ谷さんが外回り中に桜の木を見つけるところから始まる。桜を見ると思い出すのが入社して初めての職場のお花見だ。初めての職場のお花見では、使いッパシリをさせられたうえ、先輩社員からのパワハラまがいの暴言を浴びせられ、さんざんな目にあった。それでもうれしかった思い出として残っている、その理由とは…?

当時、花見の場所取りは新入社員の仕事だった。ネコ谷さんも頑張って場所取りをしたものの、先輩社員に「こんな場所しか取れなかったのかよ!?」「使えねーなー」と罵倒される。

上司のお酒がなくなったときも、当然のようにネコ谷さんが近くのコンビニへ買い出しに行くことに。そこで、お酒のみならずついついアイス買ってしまう。

先輩社員はアイスを見るなり「テメー‼なんでアイスなんか買ってくんだよ‼」とまたもやネコ谷さんを罵倒する。しかし、上司からは思わぬ言葉を掛けられる。

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清濁併せ呑み「桜の季節は、うれしい季節」と回想できるネコ谷さんの人柄がまた、素晴らしい。

昭和から平成にかけては、ネコ谷さんのように若手社員が場所取りをするのが風物詩となっていて、懐かしく思う人も多いのではないだろうか。令和では場所取りの代行サービスがあったり、逆に先輩社員が場所取りをしたりと、お花見に対する意識や環境も変化している。懐かしさと同時に時代の流れを感じさせてくれるエピソードだ。

漫画「ネコ谷さんは会社員」は、仕事を頑張る40歳独身の会社員・ネコ谷さんを中心に、個性的なキャラクターが繰り広げる意外とリアルな会社員あるあるが共感を呼び、人気を集めている。ほかのエピソードもあわせて読んでみてほしい。

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画像提供:やぎ公(@yagi_kou_)