■これまでのあらすじ
夫が家事育児に非協力的で働けない千秋は、ママ友たちに比べて生活が苦しいことがコンプレックス。お金がない、忙しくて時間がない、夫が協力的でない…自分が悪いわけじゃないのに、他のママと差があることにツラくなる。
ある時、幼稚園でのバザー係となった千秋だが、自分は夫に子どもを見てもらえず忙しいからと、企画案だけ出すとバザーの準備は参加せずに他のママ友に任せてしまう。その打ち上げが開催されると聞き、子連れNGで金額も高めと言われたが、悔しくて参加すると言ってしまう。しかしあてにしていた夫は外出してしまい…。子連れなら帰って欲しいとママ友に言われるが、ごり押しして参加することに…。




よく子連れに厳しく当たる人に対して「子どもは社会の宝だからもっと大きな心で見ましょう」というネット記事を見かけます。誰だって小さい時は騒いで迷惑をかけていたはず。大人が騒いでいるのなら問題なのはわかりますが、子どもが騒ぐことにいちいち目くじらをたてる世の中の方がおかしいと思うのです。

でも真子さんは子どもをおとなしくしようと注意するし、花乃さんはお店との間で右往左往しているし…。私の子どもたちはけっして人騒がせなタイプではありません。注意すればするほど、うちの子がうるさいタイプであり、真子さんがいかにもきちんとしていると見せているようにみえてしまいました。

やはりこういう場は子どもには苦手だったのかもしれません。だから私と同様にシングルで公的支援はあるといえども、苦労の度合いは私と同じくらいだと思っている葵さんが共感してくれると思ったのですが…。

※この漫画は実話を元に編集しています

原案:ウーマンエキサイト編集部、コミカライズ:ますまゆ
(ウーマンエキサイト編集部)