■これまでのあらすじ
家計が厳しいためにいつも節約ばかりし、さらに家事や育児をまったく手伝ってくれない夫にもモヤモヤしている千秋。周りのママ友たちが自分よりも恵まれた環境にいるように感じられて、「自分ばかり損している」という感情を持っていた。
その結果、ママ友の集まりではできるだけ支払い額を下げようと画策し、他のママ友に負担を強いていることに気がついていなかった。しかし卒園旅行には行かれないとはっきり断られたことで、自分が避けられていたことに気づく。さらにママ友には「自分ばかり良ければという価値観は合わない」「損得でママ友を選んでいるように見える」と言われてしまい、ショックを受ける千秋。自分の何がダメだったか反省しているところに、卒園旅行がなくなったと聞いた夫は「ママ友と旅行したって意味ない」と言ってきて…。




夫の康は、平日は残業や飲み会、土日もゴルフに出かけてばかりで家事や育児は一切しません。何度も子どもを少しは見て欲しいとお願いしても、「子育てはお前の仕事」と取り合ってくれませんでした。だから次第に夫を頼ることは諦めていきました。

その代わりに私の悩みを聞いてくれたのはママ友たちでした。子どもの食事量、寝かしつけ、病気で悩むと、「うちも一緒」と声をかけてくれて、その言葉にどれだけ安堵したことか…。でもそんな大切だったママ友なのに、私は「少しくらい私のために助けてくれても」と頼ってしまったのです。それがどれほど彼女たちの負担になっていたかきづきもせずに…。

私自身が一番ダメだったことはわかっているけれど、そんなママ友を否定されたことは許せませんでした。だけどいつも私に優しいお義母さんに怒られてしまって…。

※この漫画は実話を元に編集しています

原案:ウーマンエキサイト編集部、コミカライズ:ますまゆ
(ウーマンエキサイト編集部)