■これまでのあらすじ
文乃の夫は人をいじり倒すお笑いが大好き。文乃はそうしたいじりが苦手だが、夫は日常的にデリカシーのない言葉で人をからかい、産後に太った妻のぽっちゃりしたお腹まわりを「浮き輪」とからかっておもしろがっていた。
もともと陽キャで第一印象がよくなかった夫。自分とは無縁な人だと思っていたのに、押し切られる形で結婚したのを文乃は後悔していた。
ある日、夫の友人たちからバーベキューに誘われる。みんな夫と同じノリのため、文乃にとっては苦手なメンバー。バーベキューの最中、夫や友人たちは文乃をからかって大笑いをしているが、文乃は人知れず涙を流す。さらには酔った友人にお腹まわりを触られ、文乃は耐えられずに先に帰宅。「ユーモアが足りない」という夫を見返そうと、ダイエットを決意したのだった。







ダイエットを始めること1年。お昼にサラダを食べていると、同僚から「ありのままのボディを受け入れる時代」だと言われました。
容姿イジりは時代遅れ、無理して合わせなくていいのだと…教えてもらって初めて気づきました。

私、夫に「嫌だ」って言ってもよかったの?
これって、モラハラだったの…?

夫のやっていることはユーモアや笑いなんかじゃない。「憂さ晴らししたいだけ」という同僚の言葉にハッとしました。莉子のためにも、私がもっと強くならないと。
そう決意した早々に、転機がやってきたのです。



※この漫画は実話を元に編集しています
脚本:日野光里
(フィクション・スタジオ)