睡眠時間をできるだけ確保したかったり、食欲がなかったりして、抜く人も多い朝食。
けれど、朝食をしっかり食べることが健康につながるようです。

毎日の朝食習慣が、起床時の健康をつくる!カルビー株式会社が全国を対象に行った「朝食に関する意識調査」によると、毎日朝食を食べている人(70.8%)のうち57.4%が朝の起床時の体調について「問題がない(目覚めがすっきりする/頭がすっきりする/快調である/気分が良い/身体が軽い/特に自覚することはない)」と回答しました。

この結果から、朝食を毎日食べることが1日をスムーズに始められる要因の一つであることが推測されます。

また、一人暮らしをしている人(19.8%)のうち、朝食を毎日食べていると回答した人は57.6%となり、同居人がいる層の74.1%に比べて朝食習慣を持っている人が少ないことが判明しました。

坂本先生が教えるおすすめ朝食メニュー自然科学研究機構 共創戦略統括本部 特任准教授の坂本貴和子先生によると、咀嚼することで脳の活性化や反応時間の短縮など、さまざまな効果がもたらされるそう。

朝の寝起きの時の身体は、低血糖状態で栄養を必要としています。
この時によく噛んで食べることで、胃や腸の負担を軽減しながらいち早く身体全体へ栄養を行き渡らせることができます。

飲み物を朝食代わりにする人もいますが、飲み物では「咀嚼」の行為が起こりません。脳を覚醒させるためにも、「咀嚼」する朝食が理想的です。

坂本先生におすすめの朝食メニューについて伺いました。

「歯ごたえがある食材が好ましいのは当然なのですが、朝はどうしてもきちんと朝食を準備する時間がない人も多いのではないでしょうか。

となると、噛みごたえのある食材でできた栄養バーやシリアルなどが選びやすいかもしれません。

その中でも、味覚や嗅覚、食感など、さまざまな感覚を刺激する食材が一口の中に含まれていれば、脳もより刺激されやすいのではないかと思います。なにより食べていて楽しいですしね」(坂本先生)

朝食を食べる習慣のない人でも、シリアルや栄養バーで良いと思えば、だいぶ気も楽になるのではないでしょうか。

噛みごたえのある朝食を摂るのが理想ですが、どうしても食欲がない日や、できるだけ軽く済ませたい日もあるでしょう。

無理はせず、食べられそうな日に少しずつ。
そのうちに、朝食を摂ることが習慣になりそうです。

(出典元の情報/画像より一部抜粋)
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