作曲家兼ピアニストのイルマが元所属事務所を相手に勝訴し、音源収益金を受け取ることになった。

7日、多数のメディアの報道によると、最高裁判所1部(主審:ソ・ギョンファン最高裁判事)は、イルマが元所属事務所のStomp Musicを相手に出した約定金訴訟で原告の一部を勝訴した原審判決を確定した。

これに対してイルマは、元所属事務所を相手に6年ぶりに最終勝訴し、音源収益金26億ウォン(約2億9千万円)を受け取ることができるようになった。

これに先立ち2001年、イルマは元所属事務所Stomp Musicと専属契約を結んだ。しかし2010年に精算内訳の公開義務違反、清算義務不履行などを理由に専属契約解除を通知した。

イルマは元所属事務所を相手に専属契約効力の不存在確認訴訟を提起した。当時、イルマは一部勝訴したが、控訴審で両者は専属・著作権契約を終了することにした。また、元所属事務所は音源収益金など分配金支給義務を果たすことに合意した。

しかし、イルマは元所属事務所が著作物による今後の収益算定と分配金支給をまともに履行しなかったとし、2018年に約定金訴訟を提起した。イルマの約定金訴訟に元所属事務所も対抗した。

イルマは専属契約に明示された通り、収益の30%を受け取らなければならないと主張し、元所属事務所は著作権がすでに信託されたという理由で、収益の15%だけを支払うと対立した。

これに1審、2審、最高裁は元所属事務所がイルマに30%の収益金を支払わなければならないと判断した。イルマは6年ぶりに元所属事務所を相手に最終勝訴することになり、音源収益金26億ウォンを受け取ることになった。