※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

中華ドラマ「陳情令」24話では、江澄が亡き父親の後を継ぎ、江氏の宗主の地位につく様子が描かれた。

 縁談を持ちかけられた江厭離(ジャン・イエンリー)だったが、蓮花塢(れんかう)の再建が先決だと考え縁談を断った。

 宴が終わった後、金光瑤(ジン・グアンヤオ)は金光善(ジン・グアンシャンの部屋に行くと温若寒(ウェン・ルオハン)の口から最後の隠鉄の欠片が薛洋(シュエ・ヤン)の元にあるという情報を手に入れたが、かつて薛洋と戦った時、彼から隠鉄を探し出すことができなかったため、薛洋と一緒にいた魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が先手を打った可能性があると報告した。金光善は金光瑤に魏無羨の見張りを命じるのだった。

 一方、魏無羨は江厭離、江澄(ジャン・チョン)と共に蓮花塢に戻った。しかしそこにはかつての面影はなく、瓦礫(がれき)の山が広がっていた。さらに温氏の家紋が掲げられており、江澄はその家紋を見るなり怒りを露わにし紫電で家紋を砕いたのだった。

 その頃、藍忘機(ラン・ワンジー)は藍曦臣(ラン・シーチェン)と藍啓仁(ラン・チーレン)に琴譜の鍛錬のために蔵書閣の禁室に入りたいと懇願する。しかし藍啓仁は可否を藍忘機に伝えなかった。

 江澄は蓮花塢に戻ると亡き父親の後を継ぎ、江氏の宗主の地位につくことになった。そんな中、魏無羨は毎日町で酒を飲み歩いており、そんな魏無羨の態度に江澄は不満を抱いていた。いつも通り魏無羨が町を歩いていると、偶然藍曦臣に遭遇する。藍曦臣は魏無羨に藍忘機が家訓を改訂しようとしていることを話した。魏無羨はそんな藍忘機を笑ったが、藍忘機が家訓を変えようとしていた理由が自分であることを知ってしまう。さらに藍曦臣は魏無羨が再び剣道に戻れるように藍氏が手助けすると伝えたが、魏無羨は笑いながら藍曦臣の提案を断った。

 魏無羨が酔っ払って蓮花塢に戻ってくる。そんな魏無羨の姿に腹を立てた江澄は魏無羨を地面に押し倒してしまう。金丹を失ったため剣術の道に進むことができなくなったとは知らない江澄は魏無羨のふしだらな生活が原因で霊力が散漫になっていると感じたのだった。魏無羨は特に釈明もせずひたすらに耐えていた。

 江厭離は魏無羨と江澄がけんかしたことを知ると、魏無羨が蓮花塢を出ていってしまうのではないかと心配したのだった。