俳優ペ・ドゥナが韓国風のディティールに感無量だったと打ち明けた。

Netflix映画「REBEL MOON—パート2:傷跡を刻む者」の製作報告会が、19日午前、ソウル・チュン(中)区のコミュニティーハウスMasilで開かれ、ペ・ドゥナが出席した。

「REBEL MOON」は、平和な惑星に支配勢力の軍団が侵略を始め、過去を隠して村で静かに暮らしていた戦士コラと、さまざまな惑星のアウトサイダー戦士たちが集結し、銀河系の運命をかけた戦闘に乗り出す話を描いた作品。

ペ・ドゥナは劇中、二刀流剣士ネメシス役を引き受けた。特に頭にカッ(韓国の伝統的な帽子)をかぶり、韓国風の衣装を着て登場して目を引く。

これに関してペ・ドゥナは「パート1でカッに似たようなのをかぶって出てくる。元々のシナリオではカッではなかった。アジアでよくかぶっている笠のようなものだったが、衣装の試着に行ったらカッがすでに製作されているのを見てうれしくて胸がいっぱいになった。男性がかぶるものだが、女性がかぶるのもいいなと思った」と回想した。

続いて「チョゴリ(韓国民族衣装の上着)のような衣装もそうで、韓国的なディテールの衣装を着るので気分が良かった」と付け加えた。

また「私が意見を出したのは、韓国的なことよりズボンの長さだった。元々は足首が見えるかわいいズボンだったが、剣士なので剣道の袴みたいに足が見えないようにしたらどうかと意見を出した。足の向きを見て次の動きを読むスポーツ選手のように、武術の達人として足を見せないようにするのがカッコいいんじゃないかと思って提案したのだが、撮影する時ズボンが長すぎて後悔した。でも韓服みたいな感じでよかった。アイラインを強く書いてみようというのも私のアイデアだった」と打ち明けた。

そして「ハリウッドからもリアルな役柄でオファーが入ってこなかったわけではないが、海外作品をする時はまだファンタジー的な要素の方が良いように思う。骨の髄まで韓国人なので、彼らをまねするよりは自分を最も効果的に使える役割を選ぶ。体を使う設定も演技にとても役立つようだ。いつか海外でも韓国でやってきたリアルな生活演技をやるつもりだが、まだもう少し慎重にしたい」と強調した。