先月、ボーリング調査が始まった
上関町の中間貯蔵施設建設計画で柳井市など
周辺の1市3町の市長町長が今後の対応を協議しました。
午後4時柳井市、周防大島町、田布施町、平生町の市長と町長が
柳井市役所に集まりました。
中国電力は関西電力と共同で原発から出た使用済み核燃料を一時的に保管する
「中間貯蔵施設」の上関町への設置を検討していて2週間前に
立地可能性調査の一環として建設予定地のボーリング調査を始めました。
協議は非公開で1時間あまり行われました。
その中で、中間貯蔵施設が使用済み核燃料の
最終処分場になってしまうのではないかという不安が各自治体で出ていることを
確認したということです。
ボーリング調査が始まったことについてはー
=柳井市・井原市長=
「ある町長さんからは、拙速に調査が進み果たして民意、
上関町民の民意という意味ですが民意を含めて
そこに追いついているのかというようなご意見もありました」
1市3町は国や中国電力に対しこれまでも求めている
住民説明会の実施を今後も求めていくとしています。