保育士の資格取得を目指す人のための講座が山口市で開かれました。
人手は足りていませんが、資格取得は難関。
保育体制の質と量の確保、道のりは険しそうです。
=2児の母=
「上の娘が小学校入学したので少し余裕も出てきてそういったもの(保育士資格)に
チャレンジ出来たらなと思っています」
=1児の母=
「今妊娠中なので今のうちにできる事はなにかないかなというので
受けてみようかなと思いました」
やまぐち子育て福祉総合センターの講座には、保育士の資格取得を目指す10人が
参加しました。
講師は宇部フロンティア短期大学保育学科の伊藤一統教授です。
=伊藤一統教授=
「保育士が足らないという状況は当面続くだろうと」厚労省によると、
保育士の有効求人倍率は3.12倍と高い状況が続く一方、
保育の質を担保するため資格試験は難関で、合格率は20パーセント台です。
=1児の母=
「独学で勉強しているので実技的なところ、実践がちょっと弱いかなと思うので
そこがちょっと心配かなと思います」
講座は試験がある10月までにあと2回開かれ、
現役の保育士との座談会や試験対策などが行われます。