【富川聯合ニュース】韓国・ソウル郊外の京畿道富川市で7月に開催される富川国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)の実行委員会は20日、今年の「俳優特別展」の主人公に女優のソン・イェジンを選んだと発表した。

 ソン・イェジンは映画やドラマなど多様なジャンルで数々のキャラクターを演じ、高い演技力でトップクラスの俳優として評価されている。今年の特別展では、写真展などを通じて23年のキャリアを振り返ることができる。

 BIFANは2017年から同時代の韓国映画を代表する俳優を選んで特別展を開催しており、これまでにチョン・ドヨン、チョン・ウソン、キム・ヘス、ソル・ギョング、チェ・ミンシクなどの人気俳優を取り上げた。

 ソン・イェジンは「尊敬する先輩方に続いて特別展を開くことになり感慨無量です」として「俳優人生に光栄な瞬間を作ってくださり感謝します」とコメントした。

 今年のBIFANは7月4日から14日まで開催される。韓国の映画祭の中で初めて「AI映画国際コンペティション部門」を新設する。

 プログラマーを務めるモ・ウニョン氏は「ソン・イェジンは定型性を脱し、自分だけのキャラクターを構築した独歩的な魅力を持つ俳優」として、今回の特別展は毎回新たな魅力を放ってきたソン・イェジンの演技を再発見する機会になると説明した。