韓国外交部 日本から汚染水情報受け分析中=「協議続ける」
韓国政府は国際原子力機関(IAEA)の調査とは別に日本から関連資料を受け取って分析を進めている。IAEAは日本側の計画が国際基準に合致するかを検討し、安全性を検証するためのタスクフォース(TF)を構成しており、同TFには韓国を含む11カ国・地域の専門家やIAEA職員が含まれている。
IAEAの検証とは別に、韓日両国は同問題と関連し、2国間レベルの局長級協議も実施してきた。韓国政府は、両国レベルの共同科学調査も必要との認識を示している。
岸田文雄首相の韓国訪問に合わせて7日に開催される韓日首脳会談で同問題が扱われる可能性もある。岸田首相が同問題を巡り、韓日間の協議や調査について進展したメッセージを出せば、韓日間の信頼構築に役立つとの見方も出ている。