【ソウル聯合ニュース】韓国国務調整室の朴購然(パク・グヨン)国務第1次長は29日の記者会見で、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の4回目となる海洋放出が28日に始まったことについて、「これまで通り、リアルタイムの放出データや福島近海のトリチウム(三重水素)濃度をしっかりモニタリングする」と明らかにした。

 朴氏は東京電力が実施した汚染水の分析結果については、「放出基準を満たしており、前日から行われている放出は来月16日ごろ終わる」として、「専門家の現地派遣や国際原子力機関(IAEA)とのオンライン会議などを通じ放出状況を多角的に点検し、国民の健康や安全に懸念がないよう最善を尽くす」と強調した。