【ソウル聯合ニュース】韓国政府は外国人の直接投資を増やすため支援制度を強化する方針だ。5日に外国人投資委員会を開き、2024年の外国人投資促進のための基本方向と施策を決めた。

 産業通商資源部によると、今年外国人直接投資の誘致を強化するため▼戦略的な誘致活動の推進▼外国人投資支援制度の拡大▼外国人投資に関する環境の改善――などの課題を示した。同部は100社の中核企業を決め、外国人投資誘致に向けた幹部級の意思疎通などを積極的に展開する計画だ。

 また、先端産業分野の企業からの投資を増やすため、現金支援予算を昨年の4倍となる2000億ウォン(約220億円)に増額した。外資系企業専用の研究開発(R&D)事業を新設するほか、グローバル企業の国内へのR&D投資を活性化させる方針だ。