【ソウル聯合ニュース】韓国の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)と産業通商資源部は12日、日本の愛知県国際展示場(アイチスカイエキスポ)で13〜15日に開催される国際産業展示会「スマートマニュファクチュアリングサミット」に韓国企業の広報館を設け、バイヤーとの商談を支援すると発表した。

 このイベントは毎年フランスで開かれる欧州最大級の産業展示会「グローバルインダストリー」の日本版と位置付けられる。愛知県が協力。「インダストリー5.0」のスマートでサステナブルな製造業の未来を目指し、日本の171、海外の68の企業・団体が参加する。

 韓国企業の広報館では▼生産管理ソリューション▼産業機器▼モノのインターネット(IoT)通信モジュール――などの分野の6社がブースを構える。日本企業と商談を行い、韓国の技術を日本の製造現場に適用する可能性を探る。

 KOTRAの金三植(キム・サムシク)日本地域本部長は、半導体と自動車を中心に日本でスマートファクトリー産業が活気を帯びているとしながら「人手不足が深刻化する日本のものづくりの現場にデジタル転換を融合した韓国の次世代技術が導入されるよう、支援していく」と述べた。