【ソウル聯合ニュース】韓国インターネットサービス大手のNAVER(ネイバー)が3日発表した1〜3月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は4393億ウォン(約492億円)で前年同期比32.9%増加した。

 売上高は前年同期比10.8%増の2兆5261億ウォン。ただ、前期に比べると0.4%減少した。

 NAVERは売上高の増加について、「サーチ(検索)プラットフォーム、コマース(商取引)など主要事業部門が均等に成長した」と説明した。

 事業部門別の売上高は、サーチプラットフォームが9054億ウォン、コマースが7034億ウォン、フィンテック(金融とITの融合)が3539億ウォン、コンテンツが4463億ウォン、クラウドが1170億ウォンだった。

 同社の崔秀姸(チェ・スヨン)社長は「人工知能(AI)やデータ、検索などNAVERの中核技術を活用して差別化された体験を提供する一方、長期的な技術成長を創出し、NAVER本来の競争力をより迅速に強化する」と強調した。