俳優のジャレッド・レト(52)が今年のメット・ガラには出席しないと明かしている。サーティー・セカンズ・トゥ・マーズのフロントマン、ジャレッドは昨年、ヴォーグ誌編集長のアナ・ウィンターが総指揮を執る毎年恒例のファッション・イベントで故カール・ラガーフェルドの愛猫に扮して注目を浴びたが、今年は自身のバンドがツアーに出るため、5月6日の同イベントには参加しないという。

 ジャレッドはE! ニュースに、「ツアーに戻る。5年ぶりだ!僕と猫の魂はそこに行っているよ。みんなに素敵な夜を!」と語った。

 ミュージシャンのみならず、俳優としても活躍しているジャレッドは、昨年5月、ファッションデザイナーの故カール・ラガーフェルドが飼っていたシュペットちゃんをイメージしたネコのボディースーツを着用、白いふわふわの足で赤、青、クリーム色のカーペットを闊歩、前足でカメラに向かって手を振った後、シュペットの頭部を脱ぎ、カメラの前でポーズを取った。2019年2月に85歳で他界した同ファッション界の大御所がテーマで、「ラガーフェルドに敬意を表した」ものがドレスコードとなっていた。

 当時ジャレッドはレッドカーペット上で、猫のコスプレをしようと思った理由について、「僕はカールを知っていた。彼はいつも僕に優しくしてくれたよ」「満面の笑みでシュペットを見下ろしている姿が目に浮かぶよ。ここでサポート出来る事を嬉しく思っている」と、情報番組『エンターテイメント・トゥナイト』に語っていた。

 ジャレッドは猫の着ぐるみ以外にも自身の実寸大生首をアクセサリーにしあり、ディレクターと双子コーデて登場したりと、毎年のように話題になっていた。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)