映画「マトリックス」シリーズ第5弾が製作されることが決まった。ワーナー・ブラザースは、シリーズ全作を手掛けてきたラナ&リリー・ウォシャウスキーに代わり、『キャビン』のドリュー・ゴダードが監督と脚本を担うと発表。ラナ・ウォシャウスキーは製作総指揮として参加するという。

 現在のところ、ネオ役とトリニティ役をそれぞれ演じてきたキアヌ・リーブスやキャリー=アン・モスといったキャスト陣が続投するかどうかは明らかになっていない。

 ワーナー・ブラザース・モーション・ピクチャーズのジェシー・アーマン社長は、「ドリューは私たち皆が『マトリックス』の世界を継続する素晴らしい方法となると信じることができる新しいアイディアをもってワーナー・ブラザースにやってきました。そこでラナとリリーが25年以上前に始めたことに敬意を示すと同時に、同シリーズやキャラクター達に対する彼自身の愛に基づいたユニークな視点を提供するのです」と話した。

 これまでにリドリー・スコット監督作『オデッセイ』の脚本でアカデミー賞にノミネートされたほか、『ホテル・エルロワイヤル』の監督も務めているゴダードは、「『マトリックス』が映画と私の人生を変えたと言っても大げさではありません」「ラナとリリーの精妙な芸術性に日々インスパイアされていますし、彼らの世界でストーリーを語る機会を得たことに非常に感謝しています」と喜びを語っている。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)