歌手のビヨンセのニューアルバム『カウボーイ・カーター』はジャック・ホワイトにインスパイアされたそうだ。

 初めてカントリーミュージックに傾倒した同新作で一緒に仕事をしたわけではないものの、元ホワイト・ストライプスのジャックに影響を受けたというビヨンセ、そのことを伝えるためにジャックに花を贈ったという。ジャックが自身のインスタグラムにその花束のプレゼントとメッセージを投稿したことで明らかになったかたちだ。

 ビヨンセからのメッセージにはこう綴られている。「ジャック、元気かしら。このアルバムであなたがどれだけ私にインスピレーションを与えてくれたか、あなたに知ってほしかったの。愛を込めて、ビヨンセ」

 一方のジャックはその写真にビヨンセの音楽を称賛するコメントをこう寄せている。「才能豊かで気品のあるビヨンセ。親切にありがとう。これからも美しくパワフルな音楽を作り続けて」

 そんな二人は、ビヨンセの2016年のアルバム『レモネード』に収録されている『ドント・ハート・ユアセルフ』で共演、ジャックは同アルバム収録の『ダディ・レッスンズ』の新しいアレンジを書き下ろしたが、最終カットには至っていなかった。またサード・マン・レコードの創設者であるジャックは、ビヨンセに「あなたとバンドをやりたい」と言われたことを以前明かしていた。

 ビヨンセは『カウボーイ・カーター』のプロモーションで緊急来日し、3月29日に東京・タワーレコード渋谷店でサイン会を開催していた。同30日のインスタグラムでは、ビヨンセを前にして涙ぐむファンの様子なども掲載している。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)