韓国のガールズグループ、fromis_9(プロミスナイン)のイ・チェヨンが7日、韓国のファンコミュニティープラットフォーム「Weverse(ウィバース)」でライブ配信を行い、リリース活動ができないもどかしさを吐露した。

 fromis_9は、HYBEの傘下レーベルであるPLEDIS(プレディス)エンターテインメントに所属しており、同社にはSEVENTEENや今年1月にデビューした6人組ボーイズグループ、TWS(トゥアス)などが所属している。

 SEVENTEENは4月30日にベストアルバムを発売し、主要音源チャートで人気を博しており、3月にソウルでコンサートを行ったほか、日本では5月に大阪と東京でスタジアム公演を控えている。

 一方のTWSも、6月初旬に新曲をリリースすることがPLEDISより発表されたばかりだ。

 そんな状況を目の当たりにしたチェヨンは、ファンとコミュニケーションを取る中で「どうして私たちだけが、こんなに長期間活動ができないんだろう。私たちだけ、fromis_9だけ。すごく悲しい」「私たちにもファンがいる、flover(プロバー:ファン名称)がいるのに」と悔しい気持ちを何度も口にした。

 fromis_9のここ最近の活動を振り返ってみると、2023年10月にNAVERウェブトゥーン(漫画)「作戦名 純情」とコラボレーションした、オリジナル・サウンドトラック「Love Me Back」の発表を除けば、同年6月にリリースした1stフルアルバム「Unlock My World」以降、空白期間が続いてる。ちなみに同アルバム発売前に活動があったのは22年6月で、やはり1年弱もの間、音楽活動は行われていなかった。

 現在も、公式的なグループ活動およびリリース日程はない状態だ。

 fromis_9は4月26日、仁川国際空港第1旅客ターミナルで開かれた「韓国訪問年歓迎週間」のオープニングイベントに参加、今後もさまざまな大学イベントで姿を見せる予定だという。

 しかし胸中を明かしたチェヨンを見たファンは「事務所は彼女たちのリリース活動をいつやるつもりなんだろう」「fromis_9を放置しないで」「イベントじゃなくて、リリース活動をしてほしい」とコメントを寄せた。

 メンバーもそれぞれの立場で、最善を尽くして個人活動を展開しているが、ファンはグループの音楽活動を期待している。

(よろず〜ニュース・椎 美雪)