人気俳優クリス・プラットのスタントダブルなどを務めたトニー・マクファーさんが13日、47歳の若さで帰らぬ人となった。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』など数作品で一緒に仕事をしたクリスは、プライベートでも付き合いのあったトニーさんの訃報が16日夜に発表された数時間以内に「彼のタフさを決して忘れることはない」と追悼コメントを出した。

 クリスはインスタグラムにこう綴っている。「僕の友人で元スタントダブルのトニー・マクファーの訃報を聞いて悲しみに打ちひしがれている。僕たちは数本の映画を一緒にやった。僕たちはゴルフをやり、ウイスキーを飲み、葉巻を吸い、セットで無限の時間を過ごした。彼のタフさを決して忘れることはないだろう」「(『ガーディアンズ2』のタイトルシーンで)頭を酷く打ち、頭にステープラー数針の怪我をした時のことを覚えている。彼は、その後すぐに仕事に戻ってきて、再開する準備ができていた。彼は本物の男だ。彼は常に紳士でプロフェッショナルだった。彼の死は惜しまれることだろう。彼の友人や家族、特に娘さんのために祈っている」

 死因は発表されていないものの、トニーさんの母親がTMZに話したところによると、息子の死は「予期せぬショッキング」なもので、家族はまだ「はっきりとした状況をつかめていない」という。

 またデッドラインは、オレンジ郡検死局が検死を行い、現在毒物検査の結果が出るのを待っている状態だと報じている。

 トニーさんは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』や『ジュラシック・ワールド』『ジュラシック・ワールド/炎の王国』でクリスのスタントダブルをつとめたほか、ジョン・ハムなどのスタントも務め、『ティーン・ウルフ』『HOMELAND/ホームランド』『スリーピー・ホロウ』『ballers/ボーラーズ』『ウォーキング・デッド』『マンハント』といったテレビドラマにも出演した。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)