2024/4/29 16:21

義母との相性が不安すぎて…彼の実家へ偵察に行った結果→「宙吊り」「パニック」「ガチの悲鳴」予想外の展開に「ほのぼの系短編映画を観た気分」なんだか幸せな気持ち

運転

BUZZmagでは、こんな素敵なエピソードを紹介しています。

『ど田舎出身の父と結婚が決まりそうだった都会出身の母。義母になる人と相性が合うか不安すぎて、単身レンタカーで数時間かけて父の実家を偵察に行ったんだって。
山越え谷越え川を渡り、たどり着いたのは、想像の数倍をいくど田舎。若干腰が引けながら、集落の中を恐る恐る父の実家に向かった。

どこまでも続く田んぼと舗装もおざなりなカントリーロード。時々道端から飛び立つとんでもねぇ数のスズメの群にビビったりしながら、なんとか父の実家にたどり着いた。
田舎らしい、庭の広い平屋の家。ちょうど女性が庭で洗濯物を干すなどしている。
『きっとあれがお義母さんだ…っ! 』

ドキドキしながら、よく顔を見ようと車の中で身を乗り出した…つもりが、うっかり車ごと乗り出してしまい田んぼのあぜ道に盛大に脱輪してしまった。
エグい音とともに傾く視界。生まれてはじめてのガチの悲鳴を上げながら、若かりし母は車の中で宙吊り状態に。

完全に斜めになった車の中でパニックになってどれくらいの時間が経ったのか、コンコン、と車を叩く音。そして聞こえる何人かの人の声。見上げると、知らない人たちが窓を叩いて母を呼んでいた。そして、動けない母の代わりにドアを開け、ゆっくり車内から引っ張り上げてくれた。

ろくにお礼も言えずに泣きながらへたり込む母。怪我はないか大丈夫かと心配してくれる村人たち。
その時、そっとあたたかなお茶とお饅頭を差し出してくれる手があった。
やっと顔を上げた先には、ふくよかな優しそうな女性の笑顔。
それが、後の義母とのはじめての出会いだった。

その後は近所の農耕車が出動して車を引っ張り上げてくれ、少々ボコボコになったレンタカーでなんとか帰宅した。義母を含めた村人たちにはめっちゃ顔を伏せながら何度も何度もお礼を言い、途中で食べなさいとたくさんのお菓子を持たされたそうな。→

数ヶ月後、父からプロポーズされた母は両家の顔合わせのため料亭でふたたび義母と相対した。真意は定かではないが、その時言われた言葉を母は一生忘れない。』

「素敵な方で本当に安心したわ。不思議なんだけど、あなたとは初めて会った気がしないの☺️」


ホッコリ心が温かくなりますね(*´ω`*)

みんなの反応
●とんでもなく可愛いお義母さん…
●良い方で、ホント良かった。村の人達も優しくて最高でしたね
●くすっと笑える、ほのぼの系短編映画を観た気分
●なんだか、幸せな気持ちになりました

グッとくるお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。

将来の義母の人柄が気になり彼の実家へ偵察に行った女性。すると  |  BUZZmag将来の義母の人柄が気になり彼の実家へ偵察に行った女性。すると | BUZZmag

編集者:いまトピ編集部