2024/9/12 14:24

グーグル→〇〇→ヤフー「なぜか今ヤフーを上回り2位」

検索

グーグルが圧倒的なシェアを維持してきた検索エンジンサービス市場。

実は今その勢力図に異変が起きている。

マイクロソフトが提供する「Bing」がシェアを伸ばしており、国内(デスクトップ)ではすでに「Yahoo! JAPAN」の「Yahoo!(ヤフー)検索」を上回りシェア2位になっているという。

モバイルの検索エンジンサービスの世界市場はグーグルが非常に高いシェアを維持しており、検索エンジンの世界ではグーグルが圧倒的な強者であることは明らかだ。

イクロソフトは生成AIのChatGPTを開発した米OpenAIに出資しており、昨年12月にはBingに生成AIのチャット機能を組み込んだ「Microsoft Copilot」をリリースするなど、生成AI活用ではグーグルの先を行っているとされる。

株式会社GxPのマーケター兼コンテンツ ディレクター、澤井貞夫氏は語る。

「BingはPC市場で高いシェアを誇るWindows OS搭載PCのデフォルトのブラウザ『Edge』の検索エンジンです」

「Windows PCの場合、ユーザがグーグルやChromeを使おうとすると、自身の判断で選択する必要があります」

「コロナ禍によって人々のPC利用時間が増え、前述のとおりPC市場ではWindows PCが高いシェアを持っているため、デフォルトのEdgeの利用頻度が高まっていることが考えられます」

「ちなみにAIとの連携という点では、グーグルも『AI Overview』の提供を日本で開始しています」

「検索エンジンのシェア争いがAIをめぐる競争の様相を呈しており、ユーザの利便性が向上する一方で、人間の仕事をさらにAIが侵食することにつながるかもしれない皮肉さも感じます」

産業革命以来避けられない時代の変化だと、澤井氏は語っている。

その他Bingとグーグルの使い分けなど、詳細はBusiness Journalをご覧ください。

Bing、なぜか今、シェア伸長の理由…検索エンジン市場でヤフーを上回り2位 | ビジネスジャーナルBing、なぜか今、シェア伸長の理由…検索エンジン市場でヤフーを上回り2位 | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部