ドレッシングが分離するのは『振り方』のせいだった…キューピーの助言に耳を疑う
サラダに欠かせないドレッシングの多くは、油分や水分、各種調味料を組み合わせて作られています。おいしく食べるためには、かける前にしっかりと振ることが大切です。
しかし、『どのような振り方をするのか』によって仕上がりが変わってくることをご存じですか。
ドレッシングやマヨネーズのメーカーとして知られるキユーピー(kewpie_official)のInstagram投稿より、おすすめの振り方について紹介します。
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1.まずはドレッシングのボトルのふたが、しっかりと閉まっていることを確認します。
2.ボトル中央にある、くびれた部分をしっかりと持ちましょう。
3.そのまま、左右に傾けるように振ってください。
この時、スナップを利かせてドレッシングの中身をしっかりと動かすことがコツです。
この方法で振った後にドレッシングを置いてみると、油分と水分がなじんでいるのはもちろん、調味料が均一に広がっているのが分かります。
ボトルを手に取るとつい上下に大きく振ってしまいがちですが、これは誤った方法です。左右に振る方法なら、省スペースでも効率よく作業できます。腕の動きも最小限にとどめられるため、負担も軽減できるのではないでしょうか。
ドレッシングを振る理由は『乳化』させるため
ドレッシングをかける前に振るのは、乳化させるためです。乳化とは、本来であれば混ざり合わない性質を持つ物質が、均一に混ざり合った状態を意味します。
ドレッシングの場合、中身を動かすことで油分と水分それぞれの粒子を小さく分散させ、混ざり合った状態にすることでおいしく食べられるようになるのですが、乳化はあくまでも一時的なもの。時間が経てばまたもとの分離した状態に戻ってしまいます。
ただ、縦に振るよりも横に振ったほうが、ボトル内での液体の動きが激しくなり、それぞれの粒子がより小さく分散されてしっかりと混ざり合います。そのため、再び分離するまでの時間を長くできるでしょう。
「ドレッシングを足そうと思ったら、油ばかりが出てきてしまった…」という失敗も防ぎやすくなります。
油分と水分がしっかり乳化した状態で使っていれば、味にムラが出ることもありません。最後までおいしく食べ切れるのではないでしょうか。
詳細はgrapeをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部