志摩スペイン村「チュロス3時間」「4キロ以上徒歩」「シャトルバス数時間」「電車故障運休」帰れない
3連休中日の9月15日、「志摩スペイン村に行ったら地獄だった」との投稿がSNS上で注目され、大きな話題に。
X上に志摩スペイン村へ行った際の報告をあげている人によると、最初は
「最寄り駅の鵜方駅から志摩スペイン村への直通シャトルバスが全然来ない」
という内容。
志摩スペイン村へ向かう道路上で交通事故が起き、激しい渋滞が発生したためだという。
バス停には大行列ができ、数時間待ちの状況との見込みから、一部の来園者は4km以上の道のりを歩いたようだ。
ようやくの思いで到着した来園者たちを待っていたのは、激しい混雑ぶり。
多くのアトラクションで行列ができたほか、飲食店なども混雑し、食事はあきらめたとの声も多々。
なんとチュロスを買うだけでも最大3時間ほどの待ち時間だったという。
志摩スペイン村の広報に話を聞いた。
「公式発表は用意していないのですが、ポケモンコラボの終了を翌週に控え、駆け込みでいらしたお客さんが予想以上に多かったというところです」
「また、周辺道路で事故が発生したことで渋滞し、入園に時間がかかったとの状況も把握しております。シャトルバスを運行していますが、駅から志摩スペイン村までは1本道のため、渋滞すると動けなくなってしまいます」
「混雑は申し訳ありませんが、混雑したからといって急にスタッフを用意できるものではないので、どうしようもありませんでした」
ちなみに、来園者たちの帰宅時間に、近畿鉄道で分岐器の破損およびポイント故障が発生。
電車の運行が止まり、鵜方駅には人があふれたという。
駅周辺には宿泊施設も多くはなく、帰宅難民も発生したとの報告もある。
道路で発生した事故渋滞や、電車設備の故障運休は不運としか言いようがないが、悪いことは重なるという典型的な事例となってしまった。
以上、Business Journalからお届けしました。
編集者：いまトピ編集部
